第1回KIFAクラブ

ユニセフ講座

  

 【ユニセフ講座】の報告  

 毎年小学校で行っている国際理解講座を、協会員など大人向けとしてSDGsを盛り込んだ内容でお話をしていただきました。

 最初にユニセフの旗を使い、ユニセフのマークは平和の象徴オリーブを表していて、ユニセフは世界中の子供の命と健康を守る国連機関であるということを、プロジェクターを使って説明していただきました。

 世界の子供たちの問題として、5歳まで生きられない子供たちが多く、その理由として出産時に亡くなることや、肺炎、下痢、マラリヤや、栄養がとれないことによる衰弱死などがあげられました。実際にユニセフが支給している栄養食や蚊帳など、支援物資も見せていただきました。また、厳しい環境の子供たちは、水くみの為に1日8時間も費やしていて教育を受ける機会が少なくなっているとのことでした。ユニセフの活動の中には、水道を作る工事などがあり、それらの大掛かりな工事も、募金活動によって成り立っているというお話でした。

 また国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の重要性についても学ぶ機会となりました。頂いた資料には、SDGsの17の目標がわかりやすく載っており、ユニセフの目標と重なる部分も多く、ユニセフの活動がSDGsの考えに近いことがわかりました。

 最後に参加者からの質問で、どうやったらユニセフのボランティアに申し込めますか、という積極的な発言もありました。(いつでも岩手県ユニセフ協会にご連絡頂ければ、との回答でした)

日時:令和3年10月29日(金)

   11:00~11:45

開場:金ケ崎要害歴史館 多目的室

対象:協会員・金ケ崎町のみなさん14名

講師:岩手県ユニセフ協会 4名

主催:金ケ崎町国際交流協会

金ケ崎町国際交流協会(KiFA)

国際交流と国際理解のきっかけ作りをお手伝いする民間団体です