国際理解講座「小中学校めぐり」 第一小学校4~6年生

「タイのお話」
講師:浦川 純子さん/青年海外協力隊OV  2012年~2014年
              タイで小学校教育に従事

今回の講師は、タイの首都バンコク郊外の小学校で学習指導に携わられていた浦川さんです。

 首都圏での暮らしは上下水道・電気のほか、ネット環境も整っていて不便はなかったそうです。そして、タイは日本・アメリカに次いでセブン-イレブンの店舗数が世界第3位なのだとか!屋台も多いので、キッチンのないアパート住まいでも食事の買い物に困らなかったとのことです。

 タイではグリーンカレーが一番好きだったそうですが、地方では今も虫や蛙が食べられているというお話に、「美味しかったですか!?」と子ども達は大盛り上がりでした。

 全体的にゆったりしていて大らかなタイの人々。勤務先の小学校では、元気な子ども達と楽しく過ごされていました。十数人の子ども達が一度に話しかけてくるので、聞き取るのが大変だったそうです!

タイに住んで一番大変だったのは言葉で、現地に派遣される前に3ヶ月程の語学研修を受けましたが、タイ語は文法より発音が難しく、通じないし聞き取れず苦労されたのだそうです。

海外での暮らしは自分ではできないことも多いので、一人で悩まずに分からないことは聞き、できないことは頼み、困ったら助けを求めることも大切です。旅行・留学・ボランティア・仕事など、ぜひ素敵な出会いを求めて、広い世界に飛び出して下さいと話されていました。

日 時 : 11月20日(月)14:00~14:45
対 象 : 第一小学校4~6年生77名、先生3名
講師派遣元 : 岩手県青年海外協力協会
主 催 : 金ケ崎町国際交流協会


金ケ崎町国際交流協会(KiFA)

国際交流と国際理解のきっかけ作りをお手伝いする民間団体です