「ゆいっこハウス」外国人による講演会(谷地下地区)

今年度2回目となる「ゆいっこハウス」が開催されました。当日の講師、馬寧さんは10歳で来日され、岩手で小学校、中学校、高校から岩手大学、大学院を経て、現在、岩手大学で中国語の講師をされておられます。太極拳の達人で当日は演舞を披露していただきました。

まず初めに映像を交えながらご出身の大連を紹介していただきました。大連は中国の北東部に位置しており緯度はほぼ仙台、面積は岩手県位、人口は600万人で気候はほぼ岩手県と同様だそうです。

中国のお正月は旧正月(2月16日)を祝うそうで春節と呼びます。年越しのご飯(日本のおせち料理に相当するもの)も紹介いただきました。餃子、魚、肉団子、八宝飯、お餅(甘いそうです)、落花生、みかんなどでそれぞれに意味があるそうです。日本との共通点も多く皆さん、大変興味深く聞いておりました。
中国で大変ポピュラーな目の体操も教えていただき、皆さんで試してみました。太極拳はテレビなどで時々見かけるゆっくりとした動作のものではなく、すごく激しい動きに皆さん、驚いていました。ゆっくりとした体操のようなものは中国政府が国民の健康と太極拳の普及のために作られた万人向けのものだそうで、元々、太極拳は護身術なのでやはり格闘技に通じる激しい動き(なんとなくブルース・リーを彷彿とさせるような)ものだそうです。馬さんの人柄もあり大変親しみやすいお話で中国がまた身近に感じられたひとときでした。
日  時 : 2月13日(火) 10:40~12:00
会  場 : 千貫石温泉 湯元東館
講  師 : 馬寧さん(中国・大連市出身)
参加者  : 19名
主  催 : 金ケ崎町社会福祉協議会
共  催 : 当協会


金ケ崎町国際交流協会(KiFA)

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