2004年から2年間、青年海外協力隊としてケニアに行かれた田鎖憲幸氏の「ケニアの農業」のお話に子供たちは引き込まれていきました。コーヒー、紅茶、たばこ等の農業の仕事があるが、「コーヒーはケニアの一般の人々は飲まない」であるとか、トマトが固く、生で食べずにスープにしたり、炒めたりして食べたり、青いバナナをじゃがいものように調理して食べるとの事で、子供たちは興味津々でした。逆にケニア人に日本のトウモロコシを食べさせたところ、「これは砂糖か?」と言われた。など面白いエピソードも話されました。ケニアでは、家畜である牛やヤギ、ニワトリを飼うとの事ですが、肉を食べるのは、クリスマスや結婚式などの特別な時だけだそうです。(ケニアはキリスト教徒が80%)
田鎖氏は最後に、ケニアの水汲み仕事が大変な事や、青年海外協力隊が水のポンプを苦労して調達した話もされました。子供たちが日本とは違う食や環境を感じ、様々な人がいるのを知ることで、視野が広がり、思考の幅が広がっていくのだなあと思います。
日時:令和6年11月8日(金)
13:45〜14:30
会場:第一小学校
3年生教室
出席者:生徒 3年生 22名
先生 1名
事務局 1名
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