国際理解講座「小中学校めぐり」第一小学校4~6年生

「マラウイのお話」
講師:薄衣俊輔さん/青年海外協力隊OV 2013~2015年
    アフリカのマラウイ共和国で教育活動に従事

国際理解講座の第2回目は、第一小学校4~6年生の皆さん。
今年の1月まで、アフリカ大陸南部に位置する「マラウイ共和国」で活動されていた薄衣先生が講師です。
現地での生活の様子や、感じたことなどを紹介していただきました。

先生が現地で住んでいたのは手作りレンガの小さな家。 先生の家には、1日1時間だけ出る水道と、電気の差込口が1ヶ所だけあったそうですが、多くの家には電気・ガス・水道はありません。 煮炊きは炭を起こして調理します。トイレも穴を掘っただけ! 日本での便利な生活と対比させたお話に、子どもたちは歓声を上げながら聞き入っていました。

技術支援で活動されていた先生ですが、現地の方から「あなたは何をくれるのか」と問いかけられてショックを受けたそうです。 その出来事を通して、いったい何が本当に相手のためになるのか、と考えるようになったと話されていました。

「世界にはたくさんの人や国、考えがある。間違ったことは何もなく、それぞれがオリジナル。相手の文化を尊重して自分の文化も広めたい。」と子どもたちに語りかけて下さいました。

日 時 : 11月17日(火)14:00~14:45
対 象 : 第一小学校4~6年生89名、先生5名
講師派遣元 : 岩手県青年海外協力協会
主 催 : 金ケ崎町国際交流協会


金ケ崎町国際交流協会(KiFA)

国際交流と国際理解のきっかけ作りをお手伝いする民間団体です