ユニセフ講座(永岡小学校)

「ユニセフと世界の子どもたち」

岩手県ユニセフ協会様より、講師5名を招き、講座がスタートしました。佐藤敦士氏による絵本「そのこ」の読み聞かせでは、「そのこ」は、ガーナに住んでいて、自分が育てたカカオ豆で作られたチョコレートを食べたことがありません。日本の子ども達が勉強をしている時にも「そのこ」は仕事をしています。ふかふかの布団で寝ている子供と違い、床に寝転んでいます。「そのこ」との違いを深く子供たちは感じたようでした。 

世界にいる貧困の中で暮らす子ども達の話では、食べ物が無く、病気の子ども達は、ペットボトルのキャップほどの腕の太さになっているとの事。ユニセフが支援しているプランピーナッツという栄養食やワクチン、殺虫成分が練りこまれた蚊帳の説明もありました。DVD上映では、13才のアイシャさんが水汲みの仕事で一日が終わっていく様子を眺めました。また、学校に行きたくても、戦争などで大変な仕事をしている子供たちがいることも、映像から感じる事ができました。

ヨルダン出身のマラクさんのお話では、「世界にはいろいろな人がいますが、私達は住む家もあり、きれいな水も飲めます。若い子供たちは、これから募金だけでなく、問題を考え、ユニセフのいろいろなサポートをすることができますので、頑張ってください!」と締めくくり、子供たちの心に響く講座となりました。

※後日、5,6年生がユニセフ募金として19,533円を集めたそうです!


日 時:令和7年1月28日(火)

    10:40~11:25

場 所:永岡小学校 音楽室

参加者:5年生12名

    6年生15名

    担任の先生、校長、副校長

講 師:岩手県ユニセフ会 5名

事務局:1名

金ケ崎町国際交流協会(KiFA)

国際交流と国際理解のきっかけ作りをお手伝いする民間団体です