青年海外協力隊OVによる講座「 海外と関わる仕事について 」
日本そして海外でお仕事をされてきた亀井貢さんの講座は、ご自身が胆沢の若柳出身であるという事や、お母さまや、奥様、二人の娘さん、そして飼っている犬の写真で始まり、距離が一気に縮まりました。旅行が趣味で、また演劇では水沢の市民劇で高野長英役を演じるなど多彩な活動を行っています。
奥州市役所での業務を通じてカヌー連盟の関係者とのつながりができ、それがオリンピック業務へと発展。東京オリンピック・パラリンピックではメダリストの誘導案内等を担当し、スポーツ庁長官をはじめとする多くの関係者と知り合う機会がありました。その中で同僚からの海外ボランティアの話がきっかけで、ジョージアでの活動に参加することになったそうです。
ジョージアでは、観光案内所の手伝いやイベントの企画に携わり、ジョージア語も英語で学ばれたとの事。現地の職員とワインを飲みながらの語らいの時間のお話は、その土地の空気を感じ、また、障害者施設での交流や、友人に描いた絵をプレゼントするなど、亀井氏の多才さを感じました。
現在、亀井氏は東京でオリンピックスクエアと都庁を行き来しながら、世界陸上財団の業務に従事しています。講座の最後に「英語を使える人は強い」と述べ、英語に加えてもう一つの言語を習得することの重要性を強調されました。日本国内でも海外と関わる仕事ができる時代でもあり、積極的にチャレンジすることの大切さを語られ、子供たちの真剣なまなざしに興味の広がりを感じました。
※OV-青年海外協力隊のOB.OG
日 時:令和7年1月30日(木)
10:25~11:10
場 所:永岡小学校 音楽室
参加者:5年生12名
6年生15名
担任の先生、校長、副校長
講 師:亀井貢(カメイミツギ)
事務局:1名
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